4人が本棚に入れています
本棚に追加
路地裏かと思ってた道の先には商店街があった。
どこの店も綺麗。
しかし、不自然な点が1つ。
人が居ない。
気味が悪くなってきた。
果穂「ねぇ、人が居ないなんて気味悪いよ…永海、帰ろう。」
永海「え~!?こんな綺麗で楽しそうなのに~??」
果穂「でもさ…」
永海「ん~まぁ今日は遅いから帰ろっか。ねぇ、じゃあさ土曜日一緒来ない!?」
果穂「う~ん…」
その時、私はふと本屋を見つけた。
一瞬で惹かれた。
綺麗な白の壁にシンプルな黒で“小さな森の本屋”と書いてあった。
店名が小さなというわりには大きい店。
私はあの本屋に行きたいと思った。だから、永海の誘いに対して
「行くっ…!!!」
って言った。
それから土曜日が待ち遠しくなった。
最初のコメントを投稿しよう!