原版 東京止める、クスリのビン。

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昼休み 2-3教室 ミコト「……。」 カズヤ「なあ、ミコト。」 ミコト「何?カズヤ。」 カズヤ「このビンは何ですか?」 ミコト「風邪薬のビン。」 カズヤ「あれ?ミコト風邪引いてんだっけ?」 ミコト「そうなんだよ!!また鼻風邪引いてさ… まあ、昨日も飲むの忘れてたけど!!」 カズヤ「おま、それじゃ意味ねぇじゃん(笑) つーかビンごとっておま…」 ミコト「えーだってそのまま渡されたんだよー」 カズヤ「お前の家族何なんだ。」 ミコト「本当、何なんだろうねー」 ミコト、風邪薬のビンを机に音を立てて置く。 その瞬間、うるさかった教室が静まりかえる。 ミコト「……おろ?」 カズヤ「ん?なんだ?」 ミコト「あれ?え?」 カズヤ「落ち着け。とりあえず、落 ち 着 け。」 ミコト「え?餅つけ?餅は流石にちょっと…」 カズヤ「落ち着けって言った!!お前の耳は残念仕様か!!」 ミコト「残念賞?」 カズヤ「あーもう良いわ、それで。」 .
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