6/21
前へ
/102ページ
次へ
「…ら、そら、空っ! おら、起きろ」 「ふ、…うん…っ。 なに?じかん…?」 「違います、彼氏が 疲れ切って寝てますよ 隣行ってあげなさいよ」 瞼をゆっくりと開くと 眠そうな目をして立ち上がり ふらふらした足取りで 秀さんの隣に向かった あの人は、何だかんだ言って 恋人をすごく愛してる 本人に伝わっているかは いまいち分からないが 少なくとも空は秀さんの 顔が大好きらしい。 長年付き合ってる割に 波長とか性格とか考えが 若干すれ違っていて 喧嘩することが多いくせに 絶対別れようとしない お互い、溺愛してますからね 身近な第三者は、二人の 幸せを願って、協力しましょう _
/102ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加