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『真美ちゃん…!』
真美ちゃんは涙を瞳に溜めながら俺をみた。
「れ…ん君??」
『真美ちゃんごめん。
俺、真美ちゃんと仲良くなりたくて…
ただそれだけでアドレス聞いたんだ。
俺こんな身なりだし、きっと勘違いさせたよな…。ごめん。』
そう言うと真美ちゃんは立ち上がってこういった。
「ち…違うの!ただ私が……
私が悪いの……勝手に蓮司(レンジ)と廉君を重ねちゃっただけなの……。
だから…廉君は何も悪くないの」
『蓮司……?
蓮司って舞原 蓮司(マイハラ レンジ)の事?』
*・
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