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彼女は
肌が白く、髪はほんのり茶色のロング。
目はパッチリと大きかった。
リボンの色をみると、
俺と同じ学年。
可愛いこだな。
そう思っていると、
いつしか彼女の咳は止まっていた。
『……咳。止まったな。大丈夫?』
「……もう大丈夫。ありがとう。」
声も可愛い…。
『そっか。苦しそうだったから心配してさ。よかった。』
「……優しいんだね。怖い人かと思った。」
怖い人…?
そんなん初めて言われた
『怖くねぇよ…。』
「そうみたいっ。ごめんね。」
そう言って微笑んだ彼女の笑顔は
美しかった。
*・
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