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翔梧
「何が?」
孝
「バイト…だろ?」
芳女
「そ、そこなんだよ!
このペースだとみんなバイトか短期で雇われた人達ってこともありえるよ💦」
翔梧
「そんな馬鹿な💦」
そんな談笑に一言。
「それがそうなんですよ。
いい所に気づきましたね芳女さん」
そう言ったのはキュールさんだった。
芳女
「どうも。でもキュールさんがそういうって…」
キュール
「はい、私も気になってましたから。
みんなバイト、短期雇い…、
この場所で熟練といった人は一人もいない。
まるで…」
キュール&芳女
「「簡単に人を集めて外見を見せかけて、何かの目的のためにいつでも使い捨てることができるような人間だけを集めて仕事をさせている、としか思えない。」」
二人の声は見事にハモった。
そして、さっきまで食事を終えてノートパソコンにひたっていた菜粡沙が一言付け加えた。
菜粡沙
「私達はめられたかしらね?」
その顔はどことなく真剣だった。
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