夜と事件とそして…

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菜粡沙 「なるほどね…なおさら怪しいわ。 …ところで、キュールちゃん?」 キュール 「はい?」 菜粡沙 「あなたコックよね? なんでそんなこと調べてんの?」 キュール 「気になることは調べる! 私の大切な人の言葉です。 ただその言葉の通りにしただけですよ。」 菜粡沙 「はぁ…大切な“人”ねぇ」 翔梧はその言葉の瞬間にちらっと菜粡沙を見た。 一瞬、視線を感じたような気がして。 菜粡沙 「まあ、なんにせよ下手に動いちゃ駄目ってことね」 芳女 「…。」 翔梧 「どうした?」 芳女 「え、あ、なんでもない! それより騒音女どこ行ったのかな?」 翔梧 「あり?ホントだ」 水戸 「伊代菜さんならさっき仕事に戻るって言って行ったよ。」 キュール 「…まあ、とりあえずは解散ですね。 私も仕事がありますから。では皆さん、また会いましょう♪」 そう言ってキュールさんは厨房へ戻って行った。
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