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目を開けると眩しい日差し…、
目が覚めるとそこは砂浜だった。
翔梧はゆっくりと身体を起こし、
頭や身体中に着いた砂利をぱっぱと叩く。
翔梧
「…にしても…ここは何処なんだ」
と顔を横に向けた瞬間、
「目、覚めたか?」
翔梧
「うおっ!?」
真横に人がいた。
しかもすぐ真横に人がいるのに気づかなかったなんて…、
と言うほどすぐ隣に彼はいた。
頭に眼鏡を乗せ、
一見、普通に見える容姿だが、
何処となく不思議な感じがする彼は不思議そうな顔をして聞いてきた。
「何かついてるか?」
翔梧
「え?あ、いや💦なんにもないです💦
ところでここは?」
「…島だな。あんまりいい島とは言えないが…。
あれ見ろ。」
そういって指さす先にはたくさんの…明らかに人の形をしたものが沢山散らばっていた。
翔梧
「あ、あれって…。」
「人じゃないからな、言っとくけど。
それに言うならあれは人だったものかな。」
翔梧
「人だったもの?」
「ゾンビ。」
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