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水戸
「翔梧ち~ん!大丈夫かぁ~?」
そう叫びながらゾンビ達の散らばっている方とは反対側から来た水戸達と合流した翔梧だったが、
孝
「翔梧、大丈夫か?」
菜粡沙
「…一見怪我はなさそうね、ホントに大丈夫?」
…合っていきなり聞かれたのは大丈夫か?という言葉ばかりだ。
そして、
芳女
「ホントにホントに大丈…」
翔梧
「ストップ!さっきから気になってたんだけどさ、
なんでみんなそうなに聞いてくるんだ?
確かに心配だろうけどさ…、」
水戸
「よく言うぜ翔梧ちん💦
船から落ちたのにさ💦」
どういうことだ?
翔梧
「船から落ちた?俺が?まさか💦」
孝
「いや、そのまさかだ。
あの時な…、
翔梧が頭を打って気を失った後なんだが、
船体がもう一度大きく揺れたんだ。
そしてその拍子に、なんらかの原因でガラスが割れた。
…そして、それと同じ拍子に室内にゾンビが入って来てだな…。」
翔梧
「入って来て、…どうなったんだ?」
水戸
「対処するにも翔梧ちんが邪魔でさ…その…つい、」
翔梧
「つい?良いから言えよ!」
なっちゃん
「海に放り投げました!私がっ!」
はい!と言わんばかりの挙手を挙げたのは
数刻前に水戸がかっこよく(笑)助け出した少女…というか幼女なっちゃん。
挙手する威勢こそいいが…、
翔梧
「…放り投げた?なんで?」
なっちゃん
「単刀直入に言いますです、邪魔だったからです!」
幼女はぶっちゃけた。それはもう盛大に。
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