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「…ハネ…ミ…ミハ…」
んっ……
誰かが…
呼んでる…
わたしを…
「美羽!おい!美羽!」
私の名前を何度も呼ぶ愛おしい人
目を開けると、そこには陽ちゃんの顔がっ……
「うわぁ!!!」
「ったく!起きろよ!入学式から遅刻する気かよ!まったく…」
「えっ!!!今何時!!?」
「8時。」
「ちっ遅刻ーーーーー!!!」
「だから、さっきからそういってんだろ…」
「もーいいから!ちょっとだけ外にいってて着替えるから!!」
「わかったよ。でも10分しか待たないからな!」
「了解☆〃」
陽ちゃんを外に追い出して、パリパリの制服に手をとおしていく。そう、今日からやっと、高校生活がスタートするのだ!
中3は陽ちゃんと同じ学校に行くために必死に勉強して、やっとのおもいで入学できた。だからこそこのチャンスは絶対のがさないんだから☆
陽ちゃんに私の想い…届け。
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