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なでなで…、
誰かが髪を触って僕を撫でる
撫でる手が優しくて気持ちいい
僕は目を細めて身を任せる
すると、笑いながらまた撫でる
ひとしきり撫でた後手が離れた
「おーい、そろそろ起きろ」
「…ん、……むぅ。」
「はよ、碧。もう9時だぞ。」
「……まだ、 ね…むぃ…。」
「駄目だ。いくら遅刻だとしても少しは早く行かないとな、」
「ち…、ちゃん。」
「どした?」
ちーちゃんは顔を覗いてくる
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