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そんなある日突然親が二学期に転校すると言ってきた。
頭の中が真っ白になった。
俺はとにかく親を恨み1日中泣き叫んだ。
今までの思い出が頭の中を駆け巡った。
遊んだこと運動会、喧嘩などなど。
とにかく10年間いた家を離れるのは寂しくて仕方なかった。
引っ越しの準備が最終段階にさしかかった頃S君が最後に遊ぼーとふらりと来た。
もの凄く嬉しくて暗くなるまで遊んだのを今でも覚えている。
S君とはこの後も少しだけ交流があった。
ちなみにS君は隣の市の高校に進学して公式野球部の4番を打っていた。
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