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『奈緒、ありがとう』
『来年も再来年もずっとずっと祝ってね』
『奈緒、愛してる』
光輝との思い出がフラッシュバックする。
輝君と一緒に過ごすようになって光輝の事を思い出さなくなっていた。
なんで・・・
あんなに愛してたのに・・・
俺には光輝しかいないのに・・・
このまま輝君と一緒にいたら光輝の事を忘れてしまいそう。
嫌だ!!
恐い!!
僕の中から光輝がいなくなるなんて考えられない・・・
光輝だけでいい。
光輝しかいらない。
自分で自分を抱きしめる。
「光輝・・・消えないで・・・」
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