別れ、そして出会い

22/30
前へ
/252ページ
次へ
「もう僕に話し掛けないで」 輝「え?」 「・・・」 輝「奈緒さん?」 「・・・」 聞こえない。 聞きたくない。 僕は窓の外を見る。 輝「奈緒さん!!」 輝君が大声出すから教室内の皆が僕達を見る。 「声大きいよ」 輝「っ・・・」 ガタン!! グイッ!! 「いっ・・・!?」 輝君は僕の腕を掴んで歩き出す。 「ちょっ!!離して」 輝「絶対離しません!!」 「はぁ・・・」 抵抗するのはやめた。 これ以上注目浴びたくないから黙って輝君に付いていく。
/252ページ

最初のコメントを投稿しよう!

977人が本棚に入れています
本棚に追加