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「もう僕に話し掛けないで」
輝「え?」
「・・・」
輝「奈緒さん?」
「・・・」
聞こえない。
聞きたくない。
僕は窓の外を見る。
輝「奈緒さん!!」
輝君が大声出すから教室内の皆が僕達を見る。
「声大きいよ」
輝「っ・・・」
ガタン!!
グイッ!!
「いっ・・・!?」
輝君は僕の腕を掴んで歩き出す。
「ちょっ!!離して」
輝「絶対離しません!!」
「はぁ・・・」
抵抗するのはやめた。
これ以上注目浴びたくないから黙って輝君に付いていく。
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