977人が本棚に入れています
本棚に追加
知ってる。
だから苦しい。
また抱きしめてもらいたい。
名前を呼んでもらいたい。
無理だとわかっているからこそ辛いんだ。
輝「俺は・・・光輝さんの代わりになるつもりないよ。ってかなれないし。だって光輝さんは光輝さん。俺は俺だ」
僕は顔をあげて輝君を見る。
輝「俺自身が望んで奈緒さんの傍にいるんだ。俺を見てほしい。過去ばかり見てないで俺を見て」
「輝君・・・」
輝「苦しんでる奈緒さんを見て光輝さんはどう思ってると思う?喜んでる?悲しんでる?」
最初のコメントを投稿しよう!