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そんなある日、ある少女に視点を当ててみよう。
彼女リエとでも呼ぼうか。
何を隠そうこのリエが噂を広めた張本人
リエ「まさかもうここまで噂が広まってるなんてね……」
もはや嘘だとは言えない
「リエ~」
リエ「あっミサキ」
ミサキ「すごいよ、あのサンタ伝説、マジでヤバイよ」
リエ「なんで?」
―――うそなのにヤバイはずないじゃん
ミサキ「その伝説によるとクリスマスの日に悪いことをしたり嘘をついたりとにかく悪いことをばっかりしてるとサンタがやってきてその子の皮を剥いじゃうんだって」
我ながら恐ろしいことを考えてしまった、けどどこをどうやればそんな話になるのやらとリエは少し苦笑しながら大げさに答えた。
リエ「へっへぇ~ちょ~~こわいね、クリスマスってホントは怖い日なんだ?」
ミサキ「うん~祟りや呪いを恐れてもしかしたらその日はお祝い事をして紛らわしてるのかもね」
――――祟りか呪い…?アホくさあたしが考えたことなんだからそんなこと起きるわけ無いじゃん。
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