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外は真っ暗な暗闇、だがなにかが違う。
その暗闇は蠢いているように見えて薄キミ悪かった。
なのにタカシはなぜが窓の鍵を開けて窓から体を半分近く出して何かを見つめていた。
その顔は狂気に満ちているかのように口の端を釣り上げ笑っていた。
タカシはさらになにを思ったのかさらに体を乗り出すと、重力に負けた体はズリズリとまだ遠い地面に滑り落ちていった、テツはその光景をまだ知らない、すっかり夢の中だから
そうしてる間にもタカシはドンドン落ちていきついには唯一掴まっていた手は離され一気にタカシは落下した、恐怖の叫びも上げることなくタカシは鈍い音を立てて地面に着地した。
タカシは足や肋を数個折る怪我をしていた、だが
タカシは腰から無造作に持ち上げられそのまま袋に詰められた。
叫ぶ事もせずにタカシは袋に収まるとそのまま暗い闇に姿を消したのであった。
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