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ともひろ「一応だよ、一応!ほれっ持っとけよ」
手渡されたのは魔除け
いくらなんでもこれはいらないだろ、とユカは思いあまりうれしくない笑みを見せて無造作に右ポッケに入れた。
ともひろ「リエの家はなにがあるかわからねぇからな、しいて言えば悪霊の住処だ」
なにが住処だとユカは飯場呆れながら再び深いため息を着くと、ともひろの悪ふざけに付き合うかのようにユカもまたふざけて怖い~とか言ってみる。
バカップルなのはわかっている、けどそれが楽しくてやめられない
が
その悪ふざけがともひろとユカの運命を左右するなんて誰も知らなかった。
ユカとともひろ自信さえも。
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