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真横から感じる凄まじい覇気が、俺をビビらせる。
グゥワッ!!
プシャッア!!プシャッア!!
アクセルを全開にするとターボが吹き上げ、一気にメーターが駆け上がる。
「ストレートならGCの方が早っ…」
ズワッア!!
ふと気づくと先程まで真横に居た、FCが俺を軽くちぎって、100メートル程もマージンが離れていた…。
「まだまだ楽しみはこれからだぜ…!!」
一気にGCに前に出て、ちぎると更に加速を続けメーターのレヴが振り切っていた。
ズワッア!!グゥオン!!
「こっからは山並みに高速コーナーだけでゴールまで一直線だったな…なら!!」
キュイイイイン!!!
コーナーを次々に最初に見たようなガードレールを擦りそうなラインを全開で抜けていき、あっという間に勝負が付いてしまったのだ…。
脱力し、アクセル抜き緩やかにゴールまで走って行くとFCが路肩に停まっていた。
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