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FCに似通うオーラ…それはまさしく親父が作り上げる最速の車…だが鉄斉はそれに及ばずともそれと同等のチューンの技術を持っている…
「驚いたろ?何度か来てたFCを元にいろいろ組み上げてみたのさ。」
「ほれ、RSのキーだ。早速命を吹き込んでやってくれ。」
チャリン…
キーを受け取ると素早くシートに滑り込み、イグニッションを回す…
キュイキュイ…ブァァァン!!ブァァァン!!
「…うぉ…痺れるな…このサウンド…。」
けたたましくも唸る゙獣゙がここに再臨した。
「大貴…お前のRSも凄まじい改造されたな…」
「ああ。でもこんな最高の車に乗れるなんて俺は幸せさ。」
アクセルを踏みながら、感動している大貴。
「そうだ…慣らしがわりにバトルに付き合え。」
「俺のZに勝てればチューン代金はチャラにしてやる。」
「だが、負けたらRSは置いてって貰う。良いな?本気で来ねぇと負けるからな?」
「わ…分かりました。」
「じゃあ裏のテストサーキットで、3ラップバトルで良いか?」
「構いません…。」
鉄斉は愛車である白銀のような白色のZ31の方に走っていく。
キュイキュイ…ズロォォン!!ズロォン!!
「これが俺の相棒のZだ。見た目は老兵だが、中身は怪物だぞ…。」
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