3rdPride:古きものにあらず、鉄仮面VS白槍

5/20
前へ
/60ページ
次へ
FCに似通うオーラ…それはまさしく親父が作り上げる最速の車…だが鉄斉はそれに及ばずともそれと同等のチューンの技術を持っている… 「驚いたろ?何度か来てたFCを元にいろいろ組み上げてみたのさ。」 「ほれ、RSのキーだ。早速命を吹き込んでやってくれ。」 チャリン… キーを受け取ると素早くシートに滑り込み、イグニッションを回す… キュイキュイ…ブァァァン!!ブァァァン!! 「…うぉ…痺れるな…このサウンド…。」 けたたましくも唸る゙獣゙がここに再臨した。 「大貴…お前のRSも凄まじい改造されたな…」 「ああ。でもこんな最高の車に乗れるなんて俺は幸せさ。」 アクセルを踏みながら、感動している大貴。 「そうだ…慣らしがわりにバトルに付き合え。」 「俺のZに勝てればチューン代金はチャラにしてやる。」 「だが、負けたらRSは置いてって貰う。良いな?本気で来ねぇと負けるからな?」 「わ…分かりました。」 「じゃあ裏のテストサーキットで、3ラップバトルで良いか?」 「構いません…。」 鉄斉は愛車である白銀のような白色のZ31の方に走っていく。 キュイキュイ…ズロォォン!!ズロォン!! 「これが俺の相棒のZだ。見た目は老兵だが、中身は怪物だぞ…。」
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加