193独立部隊

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伴条は今の政治を、 国会を批判し、 自らが目指す日本について演説した。 それによって、 国民の支持を得た伴条は自ら政党を立ち上げ、 その政党をあっという間に与党にまで押し上げ、 総理大臣になってしまった。 そして、 伴条総理は日本の抱える問題に積極的に取り組み、 次々に解決していった。 その実績によって、 未だにその人気は下がる気配を見せないどころか、 その支持率は右肩上がりである。 その政策の一環として、 憲法第9条を中心に憲法を改正し、 自衛隊を軍隊として認めたのだった。 そう、 日本は平和主義を捨てたのだ。 それが今この少年が生きる日本なのだった。
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