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素肌が触れ合う度に、アイダちゃんは甘い声を漏らす。
熱を帯びたその身体を。
手のひらで確かめるように撫でて、そのあとを追い駆けて唇を押し当てたり、思い出したみたいにちらりと舌先で辿ったら。
くすぐったがったアイダちゃんは、体をくねらせて俺の頭を抱き締めて。
ぐしゃぐしゃ…って長い指先が髪をかき混ぜてくる。
そのまま肩とか。背中とか。腹筋とか。ぺたぺたと触られた。
「――どした？」
「ん？…颯ちゃん服着てるときより、ハダカのほうがオトコらしいなあって」
いっつも思ってたけど。こんな風に触れるなんて思ってなかったから。なんて。
「俺だって。アイダちゃんのこんな処にキスできるって思わなかった」
お返しにちゅ、って右の胸先を吸ったら。
「や…っ」
息を呑んで、俺の背中に爪を立ててくる。
指先で左を玩んだら、口の中の右側が固くなるから、舌でそれを押し潰すようにする。
「んっ」
アイダちゃんの脚が、俺の腰に絡み付いてくるから。 立ち上がり掛けてるアイダちゃんのモノが押し付けられてるのが解ったけど。アイダちゃんは無意識でやってるのか全然気づいて無い。
思わずくす、って。息だけで笑う。
「？――なに？」
胸の先から唇を開放して。下に移動したら。今度は勃ちかけてるアイダちゃんのモノを、口に含んだ。
「や！――ウソ！？」
違う違う、って首を何度も振るけど。無意識なほうが正直じゃないか？
くちゅ、ちゅ…って水音させて咥えたら、アイダちゃんは浮きそうになる腰を、脚を踏みしめて必死で堪えて、シーツを千切れるんじゃないかってくらい噛んで引っ張ってる。
アイダちゃんがカラダを震わせて感じてる場所を舌で攻めたら、
「もうダメ！」
限界だって、俺の肩を必死に押しのけようとするから。
嬉しくなって、また舌の先でくびれてるところをくるりと丸く辿った。
「いいから」
「よくない！！出ちゃう…」
俺は根元から、絞るように吸い上げたり、硬く尖らせた舌先で、溢れて止まらない先走りを舐め取っていく。
「ダメっ…！」
アイダちゃんが脚の間の俺を引き剥がした途端、全身を震わせて白濁を吐き出すから。
俺は顔にも手にも、熱くて白い飛沫を浴びた。
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