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~2年後~
春の木漏れ日が教会の中に差し込む。
真っ白なウェディングドレスに身を包んだ亜季の横には同じく白いタキシードを着た雄大が立っていた。
「いかなる時もー」
神父の声が響く。
「誓います。」
2人は口付けを交わした。
百合は感動の涙を流していた。
オーナーは百合の隣で小さな赤ちゃんをヨシヨシとあやしていた。
2人が教会の外に出ると参列者から祝福の花びらの道が出来ていた。
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