第三章

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*** 「鈴うううううううううっっ!!!!、」 「ぐはっ!!」 いきなり後ろから抱きつかれ、思わず声がでる。 「おっはよー♪どうよ!一人暮らしは!」 振り返るとそこには、親友の相澤夏音。 茶髪の長い髪を、ポニーテールでまとめている。 夏音の横には、夏音の彼氏の長谷川湊と、あたしの腐れ縁相手である皆川葵。 所謂この4人、いつめんってやつだ。 「俺も気になってたんだ!!てか、今日家呼べよ!」 湊がいう。 とりあえずこの4人には、あいつの存在を教えないと……。。 「とりあえず詳しい話は後で話すけど、結論だけ言うわ。 一人暮らしじゃなくなったの。」 …………… 「「「……はあっ?!?!?!」」」 三人の声がハモる。 「なに?!どーゆうことよっ!!!!」 夏音が、あたしの肩を掴み振る。 なんで、2日連続でこんな目にあわなきゃならんのだ! 「おい、夏音止めとけ。……鈴、死ぬぞ。」 葵が、止めてくれてなんとか解放。 「とりあえず学校行くぞ。……話はそれからだろ。」 またまた、冷静な葵の言葉に、あたしたちはいつも通り、しょうもない話をして学校へ向かった。 *** 「さっ!洗いざらい話なさいっ!!ほら!湊と葵も来て!」 昼休み、夏音が湊と葵をつれて、あたしの席にやってきた。 「………実は………」 とりあえず簡単に説明。 湊と葵が呆然とする中、横ではしゃぐ夏音。 「イケメン?!?!イケメンなの!??」 「い、イケメン……かな……??」 「……鈴!!」 ギュッ 夏音の両手にあたしの両手が包まれる。 「なんとしても物にしな。」 「ぶっ!!!!!!」 夏音の言葉に思わず吹き出す。 さすが、肉食女子。 言うことが違う。 .
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