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「いったい、どうやって相手国側に認めさせたんですか。外交上の機密情報だから教えられないっていうのはナシですよ。何でもはぐらかしてばかりいると、そのうち女性全体を敵にまわしちゃいますからね!」
「ばか言ってるんじゃないよ。ほら、早く行け!遅刻するぞ。」
「私に追い越される先輩はもっと遅刻でしょ。まあ、いいや、今度ゆっくり聞かせてもらいますからね。風間さんのおごりで!」
最後ににこっと笑いながら、美希は風間をそのまま置き去りにして駆けて行った。
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