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｢待てー!今日と言う今日は…ー!!」
｢だーれが待つもんか!｣
｢そーだそーだ!べー。」
嗚呼、今日もか
朝っぱらから騒々しい
何でこんなにも折り合い悪りぃんだか
あいつら
「おっ。おはよう。今日は何があったんだ？」
廊下に出てみると困った顔して突っ立ってる奴と調度目があったんで声をかけてみた。
「井上先生!おはようございますっ…彼等は今日も相変わらずです。｣
「やっぱり。」
売り言葉に買い言葉
いやぁ…元気ですねぇお三方は
どうにも圭介と一葉は
新しい人にはなつこうとしない
で喧嘩になって
追いかけっこに発展するんだよな…
「そろそろ"アレ"こっち来るから君も違う所に行った方が良いよ。」
「えぇ!?はっはい!」
あーら
そんな慌てて行かなくても
そんなに嫌かねぇアレ。
「子供の言う事に一々腹立ててたら老けるよー、おじさんっ」
「老いって怖いわー!こんなんで疲れちゃうなんて。」
あらら
二人を追いかけていた男は柱に手を付いて息を整えてるし
二人はそれを態々煽るもんだから
こりゃあ面倒な事になりそうだな。
確かにあいつらに慣れてねぇと
アレも嫌になるわなぁ
「おーいお前らその辺にしとけ。」
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