日常

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結局、道場に着いたのは日が完全に沈んでからしばらくの事だった。 まぁやっぱり梅さんにはきつめの お叱りを受けたわけで… でも最後には「おかえり」って頭を撫でてくれた。 私はもう子供じゃないんだよ!って言いたかったけど心地好くて言えなかった すると暫くして 「要も圭介も皆心配してたんだ。謝って来い。」と手が離れる 「うん!」 「くれぐれも!走るなよ?」 「う、うん!」 あっぶねぇ 今完全に走ろうとしてたよ… 怖くて後ろ向けない ーー早くいこっ 私は早歩きでその場を立ち去った。
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