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屋上・・・。 鋭くとがった切っ先が俺に向けられる。 「・・・なぁ・・・もう、自首してくれ・・・こんなこと・・・」 「俺は・・・」 俺に刀を向けているアイツが、口を開いた。 「俺は、お前を殺してだって・・・助けたいんだ・・・」 アイツは俺を冷たい目で睨んでいる。 ゴクッ・・・。 自分の生唾を飲む音だけが大きく聞こえる。 「だ、だけど、こ・・・こんなこと・・・姉さんは・・・」
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