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「おい!」
ビクッとしながらこちらに顔を向けるミリー
ミリー「な、何ですか?」
「こいつらが、何で死んだか解るか?」
ミリー「貴方が殺したから?」
「クックック、違うな、こいつらを殺したのはお前だよミリー」
ミリー「私が・・・・・・殺した?・・・・・・」
「そうだ、お前の早まった行動のせいでこいつらは死んだんだよ。全ては君のせいだミリー。」
俺は、語りかける様にミリーにそう言う。
ミリー「私のせい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いやああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「お前は、自分が助かる為に仲間を見捨てたクズだ。もう君を必要としてくれる奴は居ない。君を慕ってくれる奴も居ない全て、君が殺したから・・・・・・」
ミリー「私は・・・・・・私が・・・・・・・・・殺した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私はこれからどうすれば・・・・・・」
既に彼女の瞳には、光りは無かった。
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