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「これから、どうしたものか・・・・・・とりあえず武器を造っておくかそれと、フードの深いローブと仮面・・・これでよし!」
俺は、造ったローブを羽織り仮面を付けた。
仮面は陶器で出来たように真っ白で目の部分に丸い穴と笑っているように大きく裂けた赤い口が描かれている。
はっきり言って不気味である。
更に、身の丈ほどある黒い大鎌を携える姿は正に、死に神を彷彿とさせる。
俺は鎌に強欲『グリード』と名ずけた。
俺は、することが無いので壊れた建物の中で休む事にした。
夜になり、俺の周りを取り囲む様に見たことの無い服装をした男達が居た。
そいつらは、俺に剣や槍などの武器を向けている。
「何だ、お前らは・・・」
俺はグリードを軽々と持ち
声を低くして尋ねた。
リーダーのような男が、前に出てきて話し始めた。
リーダー「我々は、この世界の秩序を護る者セイレン第五支部の者だ。」
「ほう、で俺に何の用だ?」
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