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暗い暗い暗い暗い暗い
路地裏のほうが明るくて
暗い暗い暗い暗い暗い
路地裏のほうが眩しくて
毎日毎日毎日毎日
家族が石になる夢を見るよりも
毎日毎日毎日毎日
恐ろしい未来があるから
そんな未来に身体を乗り出して
堕ちて行けたらシアワセなのに
なのに貴方は無駄な命綱
崖の上からぶらさげて
その綱が僕に伝えるものは
「もっと苦しんで」という不様な生き方
薄ら笑いを浮かべた貴方が
「君はもう一人じゃないよ」なんて
そんな貴方が僕を無くして
そんな貴方が僕を殺して
そんな言葉が僕を侵して
そんな事なら僕を殺して
まだ自然に笑えるうちに
まだ自分で笑えるうちに
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