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「ほ……ホントですか！？」
佐原さんは嬉しそうな顔をしてる。たぶん僕もそうだろう。
「うん！これからよろしくね！」
「「はい！」」
「じゃあ明日放課後に私の所に来てね？今後のことを話し合いましょう！」
そう言うと僕等に「じゃあまた明日！」と言ってどこかに行ってしまった。
僕は今、佐原さんと帰ってる。
佐原さんは職員室を出たときから、凄く幸せそうな顔をしながらスキップしながら帰ってる。
「安井君！！」
「な…なに？」
正直めっちゃびっくりした。
「ホントにありがとう！安井君のおかげで念願の陸上部に結構近づいてきたよ！」
「いや……そんな…」
照れるんじゃないよ僕！
「明日からよろしくね♪」
「こちらこそよろしく！あっ…じゃあ僕こっちだから」
「うん！じゃあね♪」
そういって別れようとしたら……
「あっ！安井君、メルアド交換しよう？」
「えっ！いいの？」
「いいに決まってるじゃん！面白いこと言うね♪」
そんなこと言われたってしょうがないよ……
「女子のメアド初めてだから…」
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