春の桜と君の瞳

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「…うーん……」 桜は綺麗なんだけど…あまりいい構図が撮れない。 「もっといいところ、ないかな…」 「…桜、撮ってるの?」 「!!?」 いきなり聞こえた声に、思わず肩が震える。 誰…? 「あ、いきなりごめんね。写真撮ってたみたいだから…」 「え…」 私の目に飛び込んできたのは、私より背が低い… 澄んだ綺麗な茶色の瞳を持った、女の子だったー… ″これが、君と私の出会いだったね ″
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