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ここ壬生浪士組に夢月、柚月が来てから、はや二週間がたったー 二人の怪我もすっかり良くなり 部屋で談笑していた。 歩「そろそろ昼餉ね。支度してくるわ。」 柚月「歩姉、私も手伝うよ!」 部屋に籠もっている間に柚月と歩は打ち解けていた。 二人は襷を巻き付けながら部屋をでていく それを横目に見ながら夢月は忍具の手入れをする山崎に声をかけた。 夢月「なぁ‥」 山崎「なんや?」 夢月「歩姉も監察なんだろ?なんで賄いなんかもやってんだ?」 山崎「男子厨房に入らず!って男を近寄らせへんのや。まぁ好んでやってるさかいな。」 夢月「へぇ‥‥」 感心といった感じで相槌を打つと 視線を山崎の手元に向けた。 そんな他愛もない話をしていると 歩達がお膳を持ち返って来た。 その後ろにはなぜか土方がいるー 土方「昼餉が終わったら道場に来い。入隊試験をする。」 それだけ言うと直ぐに踵を返し去っていった。
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