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そわそわするにゃ！
今日は、２月１１日土曜日…
ニャー子は、キッチンで、ソワソワしていた。
「まっ…まにゃぶは、まだ部屋かにゃ！出かけるなら今のうちにゃねぇ…」
かなり学を意識し、舌ったらずが目につく…
どうやら、学に内緒で、なにかを買いにいくようだ。
こそこそと部屋に戻り、着替えると、ソロリソロリと廊下を音も立てずに歩き、玄関へ向かう。
「ふにゃ～、何とか気づかれずに玄関まで着いたにゃ～」
まず第一関門の玄関まで着いた安心感で、ふぃ～と汗を拭き、ため息をつく。
「ん？ニャー子？買い物か？」
うにゃっ！？
部屋にいるとばかり思っていた学…
何故か、外から現れたのだ…
思わずニャー子もびっくりし振り返る。
「なっ、なんだよ！」
いきなりびっくりされた学は、少し怪訝な目でニャー子を見る。
まぁ、帰って来たとたん驚かれたら無理はないだろう。
そんな学をニャー子は、慌てて誤魔化す。
「いやぁ、部屋にいると思っていたにゃよ。
そりより、学は、外で何してたかにゃ？」
ニャー子は、冷や汗をかきながら、学に問うと、学は、機嫌良さそうに、答えた。
「あぁ！今日は、職安がシステムメンテナンスで、休みだから、洗車してたんよ。
俺の車ピッカピカだぜっ！」
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