35人が本棚に入れています
本棚に追加
変な夢を見た
私と両親が仲良く食卓を囲んで笑っている夢。
絶対にそんな事はもうないのに。
私は心の奥底でこんな事を望んでいたのか。
そう思うと馬鹿馬鹿しく思えてきた。
眠たい目を擦りながら私は階段を降りた
降りた瞬間変な臭いがした。
多分これはお酒の臭いでお母さんが帰ってきたのだろう。
朝から憂鬱だ…
そんな事を思っていると
目の前にお母さんがいた。
母「あら…おはよう。お母さん暫くは会社に泊まるから」
そう言ってお母さんは家を出た。
嘘つき…
会社じゃなくて男の所にいるんでしょ…。
早く
くたばってしまえ。
私は朝食を作って食べて、玄関を出た。
楽しくない…学校なんて。ただ息が苦しくなるだけよ。
亜九羅は学校へと続く道のりを歩き出した。
最初のコメントを投稿しよう!