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ようやく家に着いた頃にはHRの時間は過ぎていた。
行かなくてよかったー…。
若「亜九羅ぁ!!早く鍵開けてー!」
亜「…わかったよ。」
そう言って家の鍵を開けた。
…わかってはいたが、両親は帰ってきていなかった。
若「亜九羅ー風呂入っていー?」
亜「ん。いーよ。」
そう亜九羅が言うと若菜は早速風呂場へ行った。
ん…?アイツはまだ場所を知っていたのか!?…若菜め侮れん。
あー…服は私のでいいか。同じ体型だし。
そうして亜九羅は服を持ってこようと2階へと行った。
亜九羅が服を持ってきたのと同時に若菜が風呂から上がった。
若「ふぅ。気持ちいい。亜九羅も入ってきなよ。色々とびっくりするから(笑)」
なんだ…?
亜「びっくりするってなんだよ…?」
若「まぁまぁ…いいからいいから。」
そう言って若菜は亜九羅を風呂場へ置いて行った。
亜九羅が服を脱ごうとした時、若菜がドアの隙間からピョコッと顔をだした。
亜「なんかした?」
若「んー…。服はうちが持ってくるからいーよって言おうとしただけ。」
あー若菜さん。そこまで覚えていらっしゃいましたか…。
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