4話

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ようやく家に着いた頃にはHRの時間は過ぎていた。 行かなくてよかったー…。 若「亜九羅ぁ!!早く鍵開けてー!」 亜「…わかったよ。」 そう言って家の鍵を開けた。 …わかってはいたが、両親は帰ってきていなかった。 若「亜九羅ー風呂入っていー?」 亜「ん。いーよ。」 そう亜九羅が言うと若菜は早速風呂場へ行った。 ん…?アイツはまだ場所を知っていたのか!?…若菜め侮れん。 あー…服は私のでいいか。同じ体型だし。 そうして亜九羅は服を持ってこようと2階へと行った。 亜九羅が服を持ってきたのと同時に若菜が風呂から上がった。 若「ふぅ。気持ちいい。亜九羅も入ってきなよ。色々とびっくりするから(笑)」 なんだ…? 亜「びっくりするってなんだよ…?」 若「まぁまぁ…いいからいいから。」 そう言って若菜は亜九羅を風呂場へ置いて行った。 亜九羅が服を脱ごうとした時、若菜がドアの隙間からピョコッと顔をだした。 亜「なんかした?」 若「んー…。服はうちが持ってくるからいーよって言おうとしただけ。」 あー若菜さん。そこまで覚えていらっしゃいましたか…。
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