4話

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若菜が戻っていったので亜九羅は服を脱いだ。 ふと見ると近くに鏡があり、亜九羅が写っていた。 亜「あー…。こりゃー凄い。」 亜九羅は金髪に返り血のついた格好だった。 だから若菜はニヤニヤしていたのだ。 亜「はぁ。だからベタベタしていたのか…。」 血…。 自分の中が疼く。 でもそれは少しでおさまった。 亜九羅は自分が気持ち悪くなり、いきよい良くシャワーを浴びた。 風呂から上がると本当に服が用意されていた。 それに対して亜九羅は少しほっとしていた。 若菜が用意された服をきてリビングに行くと、若菜が朝食を用意していた。 ………………………………考えるのはよそう。 立ち止まっている亜九羅に気がついたのか、若菜が声をかけてきた 若「お。綺麗になったじゃーん。それとさー。キッチン借りてたよー。 亜九羅と一緒に朝食食べたいなーって思ってさー。」 若菜良い奴! 正直朝食を抜こうと思っていたが若菜と食べるとなれば話しは別だ。 若菜が全部用意をしてくれるそうなので、私は椅子に座って待っていた。 …ーーーーーー 「…ーら。………くら!亜九羅!」 え? どうやら私は寝ていたらしい。 若「たくもー。まぁ疲れてるのは当たり前か。なんせ100人くらい殺ってたし。」 亜「まじで!?」 若「まじだよー。覚えてないの?」 全っ然覚えてないー。 若「大丈夫。頭は私が殺っといたから。」 まじかよ!つか大丈夫じゃないわよ…。 亜「まぁ…朝食食べよう?」 若「そうだねー!超旨いから!」 若菜が用意してくれたのはザ和食だった。 一口食べてみる。 亜「あ…。美味しい。」 若「でしょー!?うち料理は得意なんだよねー。」 ありえねー 若菜は沢山話して、亜九羅を笑わせてくれた。
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