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若「おっまたー。」
準備が出来たのか?
そう思い亜九羅は立ち上がり、若菜の方へ向いた。
亜「………え?」
驚くのも無理はないだろう。なんせ若菜は
丈の短い浴衣を着ていたのだから。
デザインは黒の布地に金色の蝶が舞っていて、とても美しく……って、説明じゃなくてさ!
亜「なんでそんな格好してんだよ!?」
若菜はシラッと
若「え?楽しいから。あと亜九羅のもあるよ。」
なーんて言って、後ろの方に隠していたのか超ミニ浴衣を私に差し出してきた。
亜「これを私に着ろと…?」
若干顔を引き攣らせながら聞いてみた。
すると若菜は満面の笑みで
若「もちろん☆
てか……。
亜九羅に拒否権はないよ?」
怖いから!てか笑ってんのに目が笑ってない!
こんな若菜には逆らえず私は超ミニ浴衣を着る嵌めになった。
皆さん…。今の季節は夏です。一応問題はない…と思います。
てか誰に話しかけてんだ私は…。
超ミニ浴衣に着替えた私に最後の仕上げだと言わんばかりに若菜は私の髪をツインテールにした。
金髪でツインテールって……。
亜「ねぇ…。なぜにツインテール?」
若「え?うちの趣味WW?」
………今、コイツを殺してしまいたい。
若「さぁ!戦場へ行こう!」
私の気持ちなど知らずに若菜は鍵をクルクルと回しながら外へ行った。
まぁ…若菜はあとでボコるとして…、
亜「まぁ…。楽しみましょうか。」
私も若菜のあとを追うように薄暗くなった外へと足を運んだ。
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