5話

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亜「まぁ…。親同士の事なんだし…、うちらは関係ないからさ。」 亜九羅はそう言ってテレビを消した。あんまり父親の顔は見たくないのだ。 若「うーん。………何かあるような…。」 若菜はまた何か考えて出した。 はぁ………………。大丈夫だと思うけどな。 若「ま。いっか!色々と考えててもね。」 ピンポーン 若菜が言い終わると同時にチャイムが鳴った。 誰だろ? 亜「私行ってくるわ。」 若「はいはーい。」 若菜はソファーに寝そべりながら言った。 宅配便かな?…でも何も頼んでないし…。 亜「はーい。どちらさま……。」 ガチャ 亜九羅は開けたドアを閉めた。 ない。ありえない。うんただの幻想だ。 そう自分に思い込ませ、リビングに戻ろうとすると、外から ?「早く開けてよ!開けないと亜九羅の可愛さをここで暴露しても「うっさい馬鹿兄貴!!!!!」 そう…。外にいるのは正真正銘、実の兄貴だった。 兄貴の名前は高松 春樹タカマツ ハルキ。 兄貴は高松企業…高松グループを受け継ぐ奴だったりする。 そして………………重度のシスコンだったりする。 春「亜九羅!!会いたった!!うん、超可愛い!!!!」 亜「黙れ馬鹿。つか死ね。私はお前なんかに会いたくない。」 私はコイツなんて嫌いだ。コイツは私を置いてアメリカに行った。 両親はコイツがいなくなったと同時に今みたいな関係になった。 私は…………一人で戦ってたのに!!コイツはっ!!!!! 亜「いいから。帰れ。」 春「いやね?亜九羅ちゃん。ここ俺の家でもあるから(笑)」 目の前にいるコイツを殺したい。 亜「あんたならホテルでもとればいいじゃない。」 春「む。亜九羅。俺の事はお兄ちゃんとだな…。」か
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