35人が本棚に入れています
本棚に追加
亜「まぁ…。親同士の事なんだし…、うちらは関係ないからさ。」
亜九羅はそう言ってテレビを消した。あんまり父親の顔は見たくないのだ。
若「うーん。………何かあるような…。」
若菜はまた何か考えて出した。
はぁ………………。大丈夫だと思うけどな。
若「ま。いっか!色々と考えててもね。」
ピンポーン
若菜が言い終わると同時にチャイムが鳴った。
誰だろ?
亜「私行ってくるわ。」
若「はいはーい。」
若菜はソファーに寝そべりながら言った。
宅配便かな?…でも何も頼んでないし…。
亜「はーい。どちらさま……。」
ガチャ
亜九羅は開けたドアを閉めた。
ない。ありえない。うんただの幻想だ。
そう自分に思い込ませ、リビングに戻ろうとすると、外から
?「早く開けてよ!開けないと亜九羅の可愛さをここで暴露しても「うっさい馬鹿兄貴!!!!!」
そう…。外にいるのは正真正銘、実の兄貴だった。
兄貴の名前は高松 春樹タカマツ ハルキ。
兄貴は高松企業…高松グループを受け継ぐ奴だったりする。
そして………………重度のシスコンだったりする。
春「亜九羅!!会いたった!!うん、超可愛い!!!!」
亜「黙れ馬鹿。つか死ね。私はお前なんかに会いたくない。」
私はコイツなんて嫌いだ。コイツは私を置いてアメリカに行った。
両親はコイツがいなくなったと同時に今みたいな関係になった。
私は…………一人で戦ってたのに!!コイツはっ!!!!!
亜「いいから。帰れ。」
春「いやね?亜九羅ちゃん。ここ俺の家でもあるから(笑)」
目の前にいるコイツを殺したい。
亜「あんたならホテルでもとればいいじゃない。」
春「む。亜九羅。俺の事はお兄ちゃんとだな…。」か
最初のコメントを投稿しよう!