2話

2/8
前へ
/115ページ
次へ
高松 亜九羅アクラ これが私の名前 嫌い 自分の名前なんか 誰かが言っていた 『自分の名前は命の次に大切なのよ』 と 私はそうだとは思わない だって私はこの名前でイジメられてきたから 『キモいんだよ!』 『変な名前ぇ』 最初は言葉で言うだけだったのに、だんだんと暴力を奮うようになってきた 私はただされるがままだった 抵抗したらもっとやられる 私はとても弱い生き物だった
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加