第1章 スタート

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 良いのかな?と思っていたのに食べちゃった。  しかも凄く美味しい!! 「でしょ!」 『はい』  串ごと受け取り2つ目、3つ目と食べ進める。 「お茶も欲しくなるねぇ」 『あっ!そこの自販機で買ってきます』 「悪いよ」 『お団子のお返しです』 「じゃぁ、伊衛門ね」  イケメンは日本茶が好き…。ブラックコーヒーとか似合いそうなのに。  カフェオレと伊衛門を買ってベンチに戻る。 「ホットだぁ」 『お茶はホットかと思ったので』 「だよね。俺の兄達皆日本茶も冷たいのって」 『そうなんですか』  イケメンのお兄さんもきっとイケメンなんだろうな。  でも沢山イケメンがいたら、緊張して休まらないだろうな。 「眠くなってくるね」 『寝ちゃダメですよ!』 「流石に寝ないよ。それにこんな可愛い子が隣に居るのに」 『私可愛くないですよ』 「本当に可愛い子って自覚無しだよね」  それはイケメンにも当てはまるのだろうか…。  聞いてみようかな? 『先輩は格好良いですよ』 「えっと……色々突っ込んでも良い?」 『はい……』 「先ず、何で先輩?」
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