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20日、朝。
ピピピピ。
愛用の目覚まし時計が鳴った。
もぞもぞとベッドの中から這い出る。
「あー眠い・・・・・・目がシパシパする、寝たりない」
ちょっと昨日は遅くまで起きすぎたな・・・・・・ふぁーあ。
寝ぼけ眼のまま朝の支度をどうにか終えた僕は、学校へと向かった。
その、登校途中。
「ふ、あぁ~・・・・・・ねむ――!」
「おっはよー!!!シュウ!」
ドンっ!
背中に強い衝撃を受けたと同時に後ろから声を掛けられた。
2、3歩前によろける。
「痛ったー・・・・・・だから毎回毎回背中叩くの止めてくれって言ってるでしょうが掛川(かけがわ)!」
背中をさすりながら振り向くと、予想通りの顔がニコニコ笑いながらこちらを見ていた。
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