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中には二人の男女が椅子に腰掛けていた。女はスナイパーライフルを磨いている。男は秋葉原駅を見つめながら遠い目でタバコを吸っている。
「あんた達は『DARK NIGHT』の隊員か?」
御剣はスナイパーライフルを磨いている女に質問をする。女の肌は浅黒く、ハーフの様な顔つきである。
「あぁ、私の名前はレベッカ・ウォール。日本名は龍宮 涼子(タツミヤ リョウコ)で階級は中尉だから……こちらでは二等陸尉だな。役職はスナイパーだ。よろしく頼む。」
レベッカはスナイパーライフルを置き、立ち上がる。腰まである黒い髪が美しく輝く。そして大きな胸の龍のペンダントが銀色に輝いている。
「俺様の名前はロックウェル!!ロックウェル・レビル様だ!階級は准尉だから…准陸尉だ。まぁよろしくなっ!!」
ロックウェルはこちらを向き握手をする。右手の甲には獅子のタトゥーが彫られている。髪は金髪で目はエメラルドグリーンだ。
「分かった。二人ともよろしくな。……いきなりだがレベッカはハーフなのか?」
御剣はレベッカと目を合わせ質問をする。レベッカはもう座っておりスナイパーライフルを磨いていた。
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