~第1章~悲しみ

2/2
前へ
/46ページ
次へ
ここは グビア大陸の南にある パルアの街… ライディン・クライス5歳 彼はまだ 幼く、やんちゃだった 街の中を走りまわってはイタズラばかりしていた… 「こらぁ~」と 街の人に怒られるのは いつもの事だった… そんな彼に 悲劇は起きた… ある日彼が 外で遊んでいると 「ドカーン」と爆発音が した…… 街の方を見ると 街は 辺り一面火の海に なっている… 彼は 急いで家に戻った… しかし 家は燃え ガレキの山となっていた ふと ガレキの山を見ると 母と父の姿があった… 母はまだ意識はある クライスは 母に歩み寄った 母はクライスに 「これを…」と言うと ペンダントらしき物を 渡し… 「きっと役に立つ時が 来るから」と言いその言葉を最後に 母は倒れていった… クライスは 悲しくて涙を流していた… そんな時 遠くの方から 何かが迫ってくる 音がした…
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加