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―開発室―
「へぇ、このシュバルツ新品だねぇ。きっと今回のは大物だ。」
と秀は独り言を言い、作業にうつる
「その方が飽きないだろ?」
とツルギはその独り言に答えた。
「そうだね。えっと…ツルギは機体の色どうする?」
秀は笑いながら答え、ツルギに質問した。
それに対し、ツルギは
「黒で頼む」
と一言だけ言って、機体の性能を上げることに専念した。
――――――
不良との決戦の日となり、二人は最終調整を行なっていた。
「ツルギ、調子はどうだい?」
秀は調整をしながらツルギに問いかける
「万全だ。そっちは?」
ツルギはキーボードに指を走らせながら答え、問いかけた。
「こっちも大丈夫。じゃあ行こうか」
二人は決戦の場へと向かった。
―――――
「お、来た来た」
一人の不良が笑いながら言った
「奇襲かけるか?」
おそらくリーダーの不良が問いかける
「やろうぜ!さっさと帰りたいし」
さっきのとは別の不良がだるそうに答えた。
「わかった…行くぞ!」
さっきのリーダーが合図をして、三機が一斉に動き出した。
‥‥‥‥
VSAは足にブースターがついており、地を滑るように移動できる。
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