マッスル.1

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「そうなんですか、知らなかったです」 とりあえず、軽く流すことにした ふと学校へ向かう途中だった事を思いだし、携帯で時間を確認すると、あまり時間がなかった 「そんな事より早く学校に行かないと遅刻しちゃいます」 「大丈夫だよ」 何故か自信満々に言うイケメン 表情を見ても嘘ではないことがわかる 「君は真須瑠学園の生徒だろう?」 「あ、はい」 「僕も同じなんだ」 よく見るとイケメンと制服が同じだと気付いた 「名前をまだ言ってなかったね、僕は2年生の竜崎一(リュウザキハジメ)っていうんだ。よろしく」 「俺は大石竜也(オオイシリュウヤ)っていいます。よろしくお願いします」 ここで一つどうしても聞きたいことがある 「竜崎さんって遊戯王やってますか?」 「やってないけど、何でだい?」 「やっていたら恐竜族デッキだったと思って」 「ん?まぁいいや…竜也君行くよ」 俺の手を掴み走り出す竜崎さん。 竜崎さんの力によって走り出す俺 この出会いが俺の高校生活を大きく変えることになった ちなみに俺はティラノ剣山派だ これだけは譲れない
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