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「そうなんですか、知らなかったです」
とりあえず、軽く流すことにした
ふと学校へ向かう途中だった事を思いだし、携帯で時間を確認すると、あまり時間がなかった
「そんな事より早く学校に行かないと遅刻しちゃいます」
「大丈夫だよ」
何故か自信満々に言うイケメン
表情を見ても嘘ではないことがわかる
「君は真須瑠学園の生徒だろう?」
「あ、はい」
「僕も同じなんだ」
よく見るとイケメンと制服が同じだと気付いた
「名前をまだ言ってなかったね、僕は2年生の竜崎一(リュウザキハジメ)っていうんだ。よろしく」
「俺は大石竜也(オオイシリュウヤ)っていいます。よろしくお願いします」
ここで一つどうしても聞きたいことがある
「竜崎さんって遊戯王やってますか?」
「やってないけど、何でだい?」
「やっていたら恐竜族デッキだったと思って」
「ん?まぁいいや…竜也君行くよ」
俺の手を掴み走り出す竜崎さん。
竜崎さんの力によって走り出す俺
この出会いが俺の高校生活を大きく変えることになった
ちなみに俺はティラノ剣山派だ
これだけは譲れない
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