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アル『…未来にはタイムマシーンと呼ばれる乗り物があってね。といっても、一般人が乗れるものじゃない。僕のように歴史研究する者のみ搭乗が許されている。当然歴史研究者は誰でもなれるわけではないし、タイムマシーンは警察でさえ搭乗は許されない』 アル『タイムマシーンを搭乗するに当たって決まりがあるんだ。それは「その時代の生物との干渉を禁じる」ということだ。話すことも何かを渡すことも、触れることすら許されない』 アクセル『どうしてだ?いいじゃん話すくらい』 アル『ふむ…例えば自動車にはねられて亡くなる人間がいるとする。もし過去に戻ってその人に家から一歩も出ないように伝えて家から出なかったらその人物はどうなる?』 ルーベット『自動車にはねられて亡くなることはないわね』 アル『そう、だがそれではタイムパラドックスが起きてしまい歴史が変わってしまうんだ。』 アル『全ては神が描いた絵図…私達は触れてはいけないんだよ』 三人『…………』 アル『だがルーベット、君は神の代理人。神が描いた絵図や歪んだ時の流れを書き直すことができるのさ。歴史に干渉することによってね』
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