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「佐藤さんは説明が下手くそなんですよ」
第4のイケメンが私に近付いてきた
「考えてみてください。Sの二人が言い合いをするとします。しかし、問題は二人ともSだという事です。どんなに言い合いを続けても互いを罵るだけで何も満たされないんです。そんなの欲求不満になるのは当たり前じゃないですか。だけど、僕達の中にはMがいない。だから、新しいメンバーをいれてお互い良い感じになりましょうという事です。わかりましたか?」
「わからないわ!!無駄に長い!!そして無駄にイケメン!!」
この人達絶対にバカだ
最後の『良い感じ』って何!?
こんな意味わかんない連中に付き合ってたらろくな事ない
「貴女に拒否権はありません」
素敵な笑みで私の頬をつまんだ
「はいかYESしか答えはありませんよ?」
それってどっちも『はい』じゃん!!!
「ふはへふはほほへふはひはふへひふはふ!!!!」
(ふざけんなこの変態マヌケ集団!!!)
さくらは目の前の男を突き飛ばして部屋から抜け出した
「明日からが楽しみだな」
不適な笑みを浮かべた佐藤はさくらの出て行ったドアを見つめていた
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