右手と左手

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あれはいつからか この生活が始まったのは 朝の風が少し鬱陶しい 私は彼の寝顔をそっと見つめる カッコいいと言われればカッコいい 整った顔、綺麗な肌 でも私はそんなところに 惚れたのではないよ。 君の純粋な心に惚れたんだ。 そっと「好き」と呟き 彼の右手と私の小さな左手を 合わせた。
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